G IKEDA-BIJUTSU Study

北川健次 展
新作銅版画版画集
『鏡面の詩学―ジョン・フレミングの仮縫いされた肖像』
2008年 11月10日(月)―29日(土) 日・祭日休 12:00-18:30

北川健次の新作銅版画集 『鏡面の詩学-ジョン・フレミングの仮縫いされた肖像』 は、1995年にG池田美術が出版した 『サンシュルピスの視えない庭園』 からはじまった7冊目の版画集である。北川の連続した版画集制作への情熱は、先人がなした多くのそれらへの “批評的意識” からの試みであることに留意したい。『鏡面の詩学』 では、北川がヨーロッパ旅行の経験から獲た “夢想” の記憶を、あえて皮膚論的な視点から、フィクショナルな謎にみちた肖像図8作として再構築した。ここには自らの過去の版画集をも超克しようとする強い意志がみえる。
本展では、新たな試みを加えたコラージュ5点も併せて発表する。
(池田 一朗)

KENJI KITAGAWA
NEW PORTFOLIO

光の採取をめぐる旅の記憶が紡いだ仮縫いの幻視

矩形の歪んだ鏡面に映る それは

永遠に幾何学するカノンのように

可視と不可視との間で見えない交点を結ぶ
北川 健次

 

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